飯山の伝統的工芸品「内山紙」に触れよう!パート2
原料となる楮から内山紙の魅力に夢中の我ら虹プロメンバーが
つづいて体験させていただいたのが、手漉き体験!
私たちは、ハガキを作らせていただきました。
楮の繊維と水、トロロアオイからとった「ネリ」と呼ばれる粘液を
「漉き舟」の中で混ぜ合わせたものが溶液で、
紙のサイズの「簀桁(すけた)」の中に均一に流し入れる作業が
手漉き和紙の技法です。
今回は、阿部さんからのご提案をいただき、
各々好きな草花を押し花にして持ち寄りました。
菜の花、桜、クローバー、つくし、
ナズナ、スミレ…など。
どの花を入れようかな~?
どんなデザインがいいかな~?
と、ワイワイと愉しく…♪
そして、ジャ~ン!
この特製バキュームの上に乗せて
水分をギュイ~ンと吸い取ります!
すると、こんな感じに綺麗な押し花入りのハガキが出来上がり~。
これを2~3日乾燥させたら完成です。
そして、手漉き体験だけではなく染色体験もさせていただきました。
それぞれ自由に和紙を折って、専用の染色液に浸して乾かすと…。
わぉ~!なんて美しい~。
ひとつとして同じ作品はなく、貴重な記念となりました。
今回は、メンバーの友人で飯山に来ている農業研修生とドイツ人の方も
飯山の伝統工芸に触れてみたいと参加されて国際交流もできました。
工房には、他にもランプシェードやブックカバー、栞、敷物など
数多くの和紙作品も展示されていました。
内山紙は、楮100%で通気性、通光性、保湿力に優れています。
そのため、昔から障子紙として広く使われてきましたが、
伝統を受け継ぐ匠の技と現代の豊かなアイデアによって
新たな作品も生まれているようです。
隣では、阿部さんのお父様で内山紙協同組合理事長の一義さんが
黙々と絵手紙用の和紙を漉いていらっしゃいました。
豪雪地飯山ならではの技法として、紙漉き文化は冬場の貴重な収入源!
その土地で育つ楮を使い、飯山独自の気候風土を生かして生みだされている伝統。
森林伐採の必要もなく、環境に与える負荷もないということで
循環する環境の中で自然の摂理に合った文化のようです。
350年の時を越えて後世にも伝え遺していきたい誇りある伝統工芸だということを
今回体験させてもらって改めて実感できました。
阿部さん、貴重な体験をありがとうございました。
つづいて体験させていただいたのが、手漉き体験!
私たちは、ハガキを作らせていただきました。
楮の繊維と水、トロロアオイからとった「ネリ」と呼ばれる粘液を
「漉き舟」の中で混ぜ合わせたものが溶液で、
紙のサイズの「簀桁(すけた)」の中に均一に流し入れる作業が
手漉き和紙の技法です。
今回は、阿部さんからのご提案をいただき、
各々好きな草花を押し花にして持ち寄りました。
菜の花、桜、クローバー、つくし、
ナズナ、スミレ…など。
どの花を入れようかな~?
どんなデザインがいいかな~?
と、ワイワイと愉しく…♪
そして、ジャ~ン!
この特製バキュームの上に乗せて
水分をギュイ~ンと吸い取ります!
すると、こんな感じに綺麗な押し花入りのハガキが出来上がり~。
これを2~3日乾燥させたら完成です。
そして、手漉き体験だけではなく染色体験もさせていただきました。
それぞれ自由に和紙を折って、専用の染色液に浸して乾かすと…。
わぉ~!なんて美しい~。
ひとつとして同じ作品はなく、貴重な記念となりました。
今回は、メンバーの友人で飯山に来ている農業研修生とドイツ人の方も
飯山の伝統工芸に触れてみたいと参加されて国際交流もできました。
工房には、他にもランプシェードやブックカバー、栞、敷物など
数多くの和紙作品も展示されていました。
内山紙は、楮100%で通気性、通光性、保湿力に優れています。
そのため、昔から障子紙として広く使われてきましたが、
伝統を受け継ぐ匠の技と現代の豊かなアイデアによって
新たな作品も生まれているようです。
隣では、阿部さんのお父様で内山紙協同組合理事長の一義さんが
黙々と絵手紙用の和紙を漉いていらっしゃいました。
豪雪地飯山ならではの技法として、紙漉き文化は冬場の貴重な収入源!
その土地で育つ楮を使い、飯山独自の気候風土を生かして生みだされている伝統。
森林伐採の必要もなく、環境に与える負荷もないということで
循環する環境の中で自然の摂理に合った文化のようです。
350年の時を越えて後世にも伝え遺していきたい誇りある伝統工芸だということを
今回体験させてもらって改めて実感できました。
阿部さん、貴重な体験をありがとうございました。
2014年05月15日 Posted by いいやま虹の里プロジェクト at 16:13 │Comments(0) │「け」(継承。伝統。文化。)
飯山の伝統的工芸品「内山紙」に触れよう!パート1
経済産業大臣に指定された長野県の伝統的工芸品は7品目ありますが、
その内の2つが飯山の「内山紙」と「飯山仏壇」です。
内山紙は350年以上つづく誇るべき伝統文化…。
久しぶりのいいやま虹の里プロジェクトの集まりでは、
地元飯山の伝統的工芸品をもっと知りたい!とメンバーも念願だった
「内山紙」の工房、飯山市瑞穂にある(有)阿部製紙 様を訪ねました。
聞いたことはあるけれど~。
見たことはあるけれど~。
実際、何からどのように作られているのかな???
そんな疑問と好奇心を抱きながら…。
まずは、原料の楮(こうぞ)畑を見学!
お世話になったのは、
内山紙の認定伝統工芸士で
虹プロのメンバーでもある
阿部拓也さん。
阿部さんから内山楮についての説明をしていただきました。
和紙の原料は、この楮の木の皮100%です。
昔はこの辺り一帯に自生していたそうですが、近年は自家栽培!
工房の裏の畑で栽培していらっしゃいます。
ちょうど新芽の頃を迎えた楮の木!
小さな赤い花も咲き始めていました。
ここから秋までに2~3mも大きく育ち
11月には収穫を迎えます。
この楮を大釜で煮て、木から皮を剥がすことから紙作りは始まります。
軒下などで乾燥させてから、楮の皮を雪の上に広げて、
日光に晒す「雪晒し」という独自の工法で黒い皮を白くさせます。
豪雪地飯山ならではの
自然が織りなす技ですね~。
これが、皮を剥いだ後の楮の木です→
とても硬く丈夫なので、
飯山では、これを杖などに
使っているお年寄りも多いです。
雪晒しをした楮の皮は
今度は蒸して更に軟らかくします。
触った感じはホワホワ~。
これを、打開して細かくし、
原料の下準備が整うという
手間のかかる作業です。
およそ5.5kgの楮から
こちらの一般の障子紙一本分が
できるそうです。
来年開業される新幹線飯山駅構内の合わせガラスには
内山紙の中でも高級品の雲竜紙(写真上部)が入るそうです。
この後、楽しみにしていた手漉き和紙の体験をさせていただきました。
そのご報告は、また次回~!
その内の2つが飯山の「内山紙」と「飯山仏壇」です。
内山紙は350年以上つづく誇るべき伝統文化…。
久しぶりのいいやま虹の里プロジェクトの集まりでは、
地元飯山の伝統的工芸品をもっと知りたい!とメンバーも念願だった
「内山紙」の工房、飯山市瑞穂にある(有)阿部製紙 様を訪ねました。
聞いたことはあるけれど~。
見たことはあるけれど~。
実際、何からどのように作られているのかな???
そんな疑問と好奇心を抱きながら…。
まずは、原料の楮(こうぞ)畑を見学!
お世話になったのは、
内山紙の認定伝統工芸士で
虹プロのメンバーでもある
阿部拓也さん。
阿部さんから内山楮についての説明をしていただきました。
和紙の原料は、この楮の木の皮100%です。
昔はこの辺り一帯に自生していたそうですが、近年は自家栽培!
工房の裏の畑で栽培していらっしゃいます。
ちょうど新芽の頃を迎えた楮の木!
小さな赤い花も咲き始めていました。
ここから秋までに2~3mも大きく育ち
11月には収穫を迎えます。
この楮を大釜で煮て、木から皮を剥がすことから紙作りは始まります。
軒下などで乾燥させてから、楮の皮を雪の上に広げて、
日光に晒す「雪晒し」という独自の工法で黒い皮を白くさせます。
豪雪地飯山ならではの
自然が織りなす技ですね~。
これが、皮を剥いだ後の楮の木です→
とても硬く丈夫なので、
飯山では、これを杖などに
使っているお年寄りも多いです。
雪晒しをした楮の皮は
今度は蒸して更に軟らかくします。
触った感じはホワホワ~。
これを、打開して細かくし、
原料の下準備が整うという
手間のかかる作業です。
およそ5.5kgの楮から
こちらの一般の障子紙一本分が
できるそうです。
来年開業される新幹線飯山駅構内の合わせガラスには
内山紙の中でも高級品の雲竜紙(写真上部)が入るそうです。
この後、楽しみにしていた手漉き和紙の体験をさせていただきました。
そのご報告は、また次回~!
2014年05月15日 Posted by いいやま虹の里プロジェクト at 06:30 │Comments(0) │「け」(継承。伝統。文化。)
虹っ子の会でじいちゃん、ばあちゃんもニコニコ
「子どもとの遊び方を教えてほしいなぁ…。」
メンバーからの声もあって
虹っ子の会開催!
子育て中のお母さん初め、
子どもとふれ合う機会の多い
虹プロの仲間達…。
仲間には、現役の保育士さんもいるんです。しかも、ゴスペル上手♪
その先生から手遊び歌やわらべ歌を教えてもらおう!と企画し、
今回集まったのが、こちらの飯山市老人福祉センター 湯の入荘です。
湯の入荘は、毎週火曜日~土曜日に市内の元気なおじいちゃん、
おばあちゃんが通い、温泉に入って寛いだり、健康教室や
サークル活動などしながらイキイキと活動しておられます。
ここに行けば100%飯山市の元気な人生の大先輩方に出逢えちゃう
知る人ぞ知る、世代を越えた
ふれ合いができる施設です。
良いでしょ~
虹プロではこういう交流の
仕方を提案していきます。
毎週土曜日は、一般開放日!
誰でも利用できるんですよ
私たちはボランティア訪問と
して、交流目的で訪ねました。
おじいちゃん、おばあちゃん達もちびっ子達の訪問を喜んで下さって
そこにいたみんなが笑顔に…。子どもの癒し力って本当にスゴイ!
中には「嬉しい…。」と涙ぐんでしまうおじいちゃんもいらっしゃって
こちらもじ~んと温かな気持ちにさせていただきました。
ほんの少しの時間でしたが、
おじいちゃん、おばあちゃんと
一緒に手遊び歌をし
お話ができて、お互いに
有意義なひとときに
なりました。
虹プロのサブテーマは「母から子 子から孫へとつなぐ 未来づくり」
おじいちゃん、おばあちゃん達から教わりたいことは沢山あります。
お会いしてお話するだけで、私たちは学ばせてもらうことがいっぱいです。
これからも、交流の機会を増やしていきたいな~と夢は膨らみます。
湯の入荘では、一般の人も相談で別室を有料で借りることもできます。
そこで、持ち寄りの手づくりお弁当を広げてお昼やおやつを食べたり、
ちびっ子同士でわいわい遊んだり、お母さん同士で語り合ったり…。
顔を合わせて会話が生まれて、お互いに相談し合ったり
情報の共有、交換ができるって心強くて励みになりますね。
虹っ子の会、またやりま~す
/ りえこ
メンバーからの声もあって
虹っ子の会開催!
子育て中のお母さん初め、
子どもとふれ合う機会の多い
虹プロの仲間達…。
仲間には、現役の保育士さんもいるんです。しかも、ゴスペル上手♪
その先生から手遊び歌やわらべ歌を教えてもらおう!と企画し、
今回集まったのが、こちらの飯山市老人福祉センター 湯の入荘です。
湯の入荘は、毎週火曜日~土曜日に市内の元気なおじいちゃん、
おばあちゃんが通い、温泉に入って寛いだり、健康教室や
サークル活動などしながらイキイキと活動しておられます。
ここに行けば100%飯山市の元気な人生の大先輩方に出逢えちゃう
知る人ぞ知る、世代を越えた
ふれ合いができる施設です。
良いでしょ~
虹プロではこういう交流の
仕方を提案していきます。
毎週土曜日は、一般開放日!
誰でも利用できるんですよ
私たちはボランティア訪問と
して、交流目的で訪ねました。
おじいちゃん、おばあちゃん達もちびっ子達の訪問を喜んで下さって
そこにいたみんなが笑顔に…。子どもの癒し力って本当にスゴイ!
中には「嬉しい…。」と涙ぐんでしまうおじいちゃんもいらっしゃって
こちらもじ~んと温かな気持ちにさせていただきました。
ほんの少しの時間でしたが、
おじいちゃん、おばあちゃんと
一緒に手遊び歌をし
お話ができて、お互いに
有意義なひとときに
なりました。
虹プロのサブテーマは「母から子 子から孫へとつなぐ 未来づくり」
おじいちゃん、おばあちゃん達から教わりたいことは沢山あります。
お会いしてお話するだけで、私たちは学ばせてもらうことがいっぱいです。
これからも、交流の機会を増やしていきたいな~と夢は膨らみます。
湯の入荘では、一般の人も相談で別室を有料で借りることもできます。
そこで、持ち寄りの手づくりお弁当を広げてお昼やおやつを食べたり、
ちびっ子同士でわいわい遊んだり、お母さん同士で語り合ったり…。
顔を合わせて会話が生まれて、お互いに相談し合ったり
情報の共有、交換ができるって心強くて励みになりますね。
虹っ子の会、またやりま~す
/ りえこ
2014年02月22日 Posted by いいやま虹の里プロジェクト at 02:36 │Comments(0) │「に」(ニコニコ。遊び。)
味噌の寒仕込み ~白米麹味噌 編~
先日、仕込んだ米麹が出来上がりました
その米麹を使って今日は待ちに待った味噌の仕込みの日でした。
今回の参加者は、りえこ、まどか、あきこでした。
収穫して一粒一粒大切に摘んだ大豆。
その大豆で夢にみた初めての味噌づくり。
食品加工所・味宝来飯山の母ちゃん、
坪姉さんこと坪根登美子さんの
ご指導のもと、いざ仕込み開始!
まずは、大豆を潰す作業から…。
前日から柔らかく煮ておいて
下さった大豆。
今年、我が家で採れた大豆は全部で4kg弱。
その内の2kg強の大豆を味噌用に使うため、
1.1kgを白米麹味噌、1.2kgを玄米麹味噌にします。
今日は、白米麹味噌だけの仕込み。
煮豆にすると倍以上の分量の3kgになりました。
虹プロのメンバー用は…。
坪根さんが作った大豆4.5kgを使い、
煮豆にして11kgになりました。
ぷっくり膨らんだ大豆は、薬指と親指で軽く潰れる柔らかさ。
ほわ~んと何とも優しい甘~い香りが広がって小鼻もプクプク(笑)
そのままでもパクパクつまんでしまうほど美味しい豆の味でした。
ここで煮汁も捨てずに残しておきます。
豆の良いお出汁!
様々な料理に生かせるそうです。
これを、専用機で潰していきます。
わぉ!モンブランケーキみたいで既に美味しそう
これに、できた米麹、塩を混ぜ合わせていきます。
まずは、塩分量の計算から!
坪姉さんの方程式は?
(煮豆+麹)×12.5÷(100-12.5)=塩
方程式にそれぞれの分量(kg)を
当てはめて計算し、塩を加えて
麹と塩をまんべんなく混ぜ合わます。
それを、豆にも混ぜて
野球ボールサイズの
味噌玉を空気を抜くように
作って、保存樽に敷き詰めます。
空気が入らないように
押し込むように!
これで、ほぼ完了です。
麹と大豆を捏ねたお陰か、手がしっとりスベスベに♪
こんなに保湿力と美白効果があるなんてビックリです。
こちらは、昨年仕込んだ坪姉さんの味噌樽。
保存のために、味噌床の表面に
35度の焼酎を浸した布巾をかぶせて
その上にビニール袋に塩を入れたものを
重石として乗せてあります。
余分な水分を吸い取る役目もあり、
重石の塩は、後で漬け物用としても
再利用できるよと教えてもらいました。
大体一樽3~5kgなので1kg程の重石をしておけば良いそうです。
ここまでやったら常温の暗室でじっくり、じっくり熟成させて待つのみ!
明るい場所では味噌が黒くなりやすいので、樽ごと段ボールに入れて
保存するのがオススメ。寒過ぎる場所では熟成が進まないので
大体15℃~20℃程度が良いそうです。
途中、お盆頃に様子を見て余分なカビはないか確認し必要ならば天地替えします。
表面から変な汚れやカビを繁殖させないように、水が浮いてきても除かないのがポイントだとか。
出来上がりは早くて1年後…。 とても楽しみです。
玄米麹、玄米味噌の仕込みは3月に入ってからやります。
ご興味のある方、ご一緒にやりませんか?
/ りえこ
その米麹を使って今日は待ちに待った味噌の仕込みの日でした。
今回の参加者は、りえこ、まどか、あきこでした。
収穫して一粒一粒大切に摘んだ大豆。
その大豆で夢にみた初めての味噌づくり。
食品加工所・味宝来飯山の母ちゃん、
坪姉さんこと坪根登美子さんの
ご指導のもと、いざ仕込み開始!
まずは、大豆を潰す作業から…。
前日から柔らかく煮ておいて
下さった大豆。
今年、我が家で採れた大豆は全部で4kg弱。
その内の2kg強の大豆を味噌用に使うため、
1.1kgを白米麹味噌、1.2kgを玄米麹味噌にします。
今日は、白米麹味噌だけの仕込み。
煮豆にすると倍以上の分量の3kgになりました。
虹プロのメンバー用は…。
坪根さんが作った大豆4.5kgを使い、
煮豆にして11kgになりました。
ぷっくり膨らんだ大豆は、薬指と親指で軽く潰れる柔らかさ。
ほわ~んと何とも優しい甘~い香りが広がって小鼻もプクプク(笑)
そのままでもパクパクつまんでしまうほど美味しい豆の味でした。
ここで煮汁も捨てずに残しておきます。
豆の良いお出汁!
様々な料理に生かせるそうです。
これを、専用機で潰していきます。
わぉ!モンブランケーキみたいで既に美味しそう
これに、できた米麹、塩を混ぜ合わせていきます。
まずは、塩分量の計算から!
坪姉さんの方程式は?
(煮豆+麹)×12.5÷(100-12.5)=塩
方程式にそれぞれの分量(kg)を
当てはめて計算し、塩を加えて
麹と塩をまんべんなく混ぜ合わます。
それを、豆にも混ぜて
野球ボールサイズの
味噌玉を空気を抜くように
作って、保存樽に敷き詰めます。
空気が入らないように
押し込むように!
これで、ほぼ完了です。
麹と大豆を捏ねたお陰か、手がしっとりスベスベに♪
こんなに保湿力と美白効果があるなんてビックリです。
こちらは、昨年仕込んだ坪姉さんの味噌樽。
保存のために、味噌床の表面に
35度の焼酎を浸した布巾をかぶせて
その上にビニール袋に塩を入れたものを
重石として乗せてあります。
余分な水分を吸い取る役目もあり、
重石の塩は、後で漬け物用としても
再利用できるよと教えてもらいました。
大体一樽3~5kgなので1kg程の重石をしておけば良いそうです。
ここまでやったら常温の暗室でじっくり、じっくり熟成させて待つのみ!
明るい場所では味噌が黒くなりやすいので、樽ごと段ボールに入れて
保存するのがオススメ。寒過ぎる場所では熟成が進まないので
大体15℃~20℃程度が良いそうです。
途中、お盆頃に様子を見て余分なカビはないか確認し必要ならば天地替えします。
表面から変な汚れやカビを繁殖させないように、水が浮いてきても除かないのがポイントだとか。
出来上がりは早くて1年後…。 とても楽しみです。
玄米麹、玄米味噌の仕込みは3月に入ってからやります。
ご興味のある方、ご一緒にやりませんか?
/ りえこ
2014年02月14日 Posted by いいやま虹の里プロジェクト at 22:01 │Comments(0) │「し」(命を支える食。郷土食。)
米麹づくりにトライ!
味噌の寒仕込みのシーズンがやってきました
今年はメンバーの「見たい、やってみたい」の声を実現すべく
味噌づくりに欠かせない米麹づくりからトライしています。
今回の参加者は、りえこ、ななえ、まどか&3人の2歳児坊やでした。
先生は、我らが母ちゃん!
飯山で食品加工のプロフェッ
ショナルと言ったらこの方
味宝来の坪根登美子さん。
虹プロの裏方相談役でお世
話になっているお一人です。
大豆100粒の会飯山代表として、10年来飯山市の大豆生産の普及と
味噌や豆腐、納豆など大豆で作られる食のミラクルパワーを伝えるべく
親子の食育にもご尽力されています。
「大豆を蒔いて、育てて、収穫して、作って、食べる・・・大豆一粒とったって
家庭科はもちろん、算数の勉強も、理科の勉強にも、社会も国語も体育も
全教科の勉強に繋がるんだで・・・。おまえた、面白いだろ~!」
どっぷりの飯山弁で繰り広げられる楽しい坪根ワールドに引き込まれる
引き込まれる(笑)!その人柄がまた魅力なんです。
さてさて、味噌づくりに欠かせないのが北信州では米麹ですが、
「せっかく作るなら素材にもこだわろう!」ということで、
今回は、お米はメンバーの家で丹精込めて作られたコシヒカリを使用。
白米麹用は農家民宿「城山荘」さんの豪雪米、
玄米麹用は吉越家の玄米を使うことになりました。
米麹はお味噌だけでなく、みんなが大好きな甘酒や漬け物用などにも重宝
するので量もまとめて仕込みます。白米は15kg、玄米は20kgです。
今日は、白米バージョンの麹を作りました!
前日の晩に米を研いで
12時間ほど浸水させ・・・。
水も山から汲んで来た
湧水を使っています。
翌朝、ざるにあけて水をしっかり切り…
それを坪根さんのお宅にある加工所の蒸し器で蒸気が上がってから
30~40分蒸します。蒸している間には思いがけずのお楽しみが
ありましたが、そのご報告はまた!イヒヒ
蒸かしあがった米を、清潔な布を敷いた台の上に広げて冷まします。
しゃもじなどでひっくり返しながら冷まし、手で触れるくらいになったら・・・。
麹菌を塗していきます。
こちらの粉状の麹種を
15kgの米に対して、
15g加えます。
麹種はこんな感じ!
坪根さんに質問。
「そもそも、麹ってなぁに?」
「麹はな、米の他にも麦や大豆などの穀物類などを蒸して、菌床として
コウジ菌(コウジカビ)を繁殖させたもの。
味噌もそうだけど、日本酒や甘酒、漬け物、醤油、みりん、食酢を作る
時なんかにも使う台所の必需品だな!
昔の衆は、じいちゃ、ばあちゃ達は自分の家で作ってたんだでぇ~。
菌を塗して、布に包んでこたつに入れたり湯たんぽと一緒に包んで・・・。」
「へぇ~、なるほど~。じゃ、私達もやろうと思えば家で作れるんだね~。」
「だけど、作る時は温度管理も難しいし、独特な香りもするから苦手な
人は慣れないとダメだろな~(笑)」
確かに、発酵食品は生き物
そのもの!
麹は貴重な米を使うので
気が抜けない作業です。
丁寧に丁寧に手で麹菌を
まんべんなく塗したら・・・。
清潔な布袋に米を入れて
専用の麹発酵機に
入れます!
温度は?
36~39度に設定!
蓋をして21時間発酵させます。
2日後には白米バージョンの米麹が出来上がります。
玄米麹は、麹菌を浸透させるために予め米の表皮に傷をつける作業が
必要で、精米機に一度通してから浸水させて白米と同じ工程で作ります。
昔は瓶などに玄米を入れて棒でゴリゴリ刺激を与えてから
作ったのだとか・・・。知恵ですね~。
玄米麹は後日作る予定です。
玄米麹で作った甘酒は何とも滋味深くて優しい味で、
麹の甘みが引き立って美味しいんですよね~。
どのような仕上がりになるのか楽しみです。
虹プロの味噌の仕込みは今月14日の予定…。
その味噌の食べ頃は1~3年後です。
出来上がりを待つ楽しみが増えるのもまた良いものですね。
今回、初めて米麹の仕込みを見学、体験させてもらって、
今まで少し距離を感じていた麹とまた一歩仲良くなれた感じがします。
今や専門家の手しごとも元を辿れば家庭の台所だったり、
お母ちゃんの手技だったことが沢山ありますね。
そういった家庭でできる発見や経験を、
これからも少しずつ増やしていきたいと思います。
/りえこ
今年はメンバーの「見たい、やってみたい」の声を実現すべく
味噌づくりに欠かせない米麹づくりからトライしています。
今回の参加者は、りえこ、ななえ、まどか&3人の2歳児坊やでした。
先生は、我らが母ちゃん!
飯山で食品加工のプロフェッ
ショナルと言ったらこの方
味宝来の坪根登美子さん。
虹プロの裏方相談役でお世
話になっているお一人です。
大豆100粒の会飯山代表として、10年来飯山市の大豆生産の普及と
味噌や豆腐、納豆など大豆で作られる食のミラクルパワーを伝えるべく
親子の食育にもご尽力されています。
「大豆を蒔いて、育てて、収穫して、作って、食べる・・・大豆一粒とったって
家庭科はもちろん、算数の勉強も、理科の勉強にも、社会も国語も体育も
全教科の勉強に繋がるんだで・・・。おまえた、面白いだろ~!」
どっぷりの飯山弁で繰り広げられる楽しい坪根ワールドに引き込まれる
引き込まれる(笑)!その人柄がまた魅力なんです。
さてさて、味噌づくりに欠かせないのが北信州では米麹ですが、
「せっかく作るなら素材にもこだわろう!」ということで、
今回は、お米はメンバーの家で丹精込めて作られたコシヒカリを使用。
白米麹用は農家民宿「城山荘」さんの豪雪米、
玄米麹用は吉越家の玄米を使うことになりました。
米麹はお味噌だけでなく、みんなが大好きな甘酒や漬け物用などにも重宝
するので量もまとめて仕込みます。白米は15kg、玄米は20kgです。
今日は、白米バージョンの麹を作りました!
前日の晩に米を研いで
12時間ほど浸水させ・・・。
水も山から汲んで来た
湧水を使っています。
翌朝、ざるにあけて水をしっかり切り…
それを坪根さんのお宅にある加工所の蒸し器で蒸気が上がってから
30~40分蒸します。蒸している間には思いがけずのお楽しみが
ありましたが、そのご報告はまた!イヒヒ
蒸かしあがった米を、清潔な布を敷いた台の上に広げて冷まします。
しゃもじなどでひっくり返しながら冷まし、手で触れるくらいになったら・・・。
麹菌を塗していきます。
こちらの粉状の麹種を
15kgの米に対して、
15g加えます。
麹種はこんな感じ!
坪根さんに質問。
「そもそも、麹ってなぁに?」
「麹はな、米の他にも麦や大豆などの穀物類などを蒸して、菌床として
コウジ菌(コウジカビ)を繁殖させたもの。
味噌もそうだけど、日本酒や甘酒、漬け物、醤油、みりん、食酢を作る
時なんかにも使う台所の必需品だな!
昔の衆は、じいちゃ、ばあちゃ達は自分の家で作ってたんだでぇ~。
菌を塗して、布に包んでこたつに入れたり湯たんぽと一緒に包んで・・・。」
「へぇ~、なるほど~。じゃ、私達もやろうと思えば家で作れるんだね~。」
「だけど、作る時は温度管理も難しいし、独特な香りもするから苦手な
人は慣れないとダメだろな~(笑)」
確かに、発酵食品は生き物
そのもの!
麹は貴重な米を使うので
気が抜けない作業です。
丁寧に丁寧に手で麹菌を
まんべんなく塗したら・・・。
清潔な布袋に米を入れて
専用の麹発酵機に
入れます!
温度は?
36~39度に設定!
蓋をして21時間発酵させます。
2日後には白米バージョンの米麹が出来上がります。
玄米麹は、麹菌を浸透させるために予め米の表皮に傷をつける作業が
必要で、精米機に一度通してから浸水させて白米と同じ工程で作ります。
昔は瓶などに玄米を入れて棒でゴリゴリ刺激を与えてから
作ったのだとか・・・。知恵ですね~。
玄米麹は後日作る予定です。
玄米麹で作った甘酒は何とも滋味深くて優しい味で、
麹の甘みが引き立って美味しいんですよね~。
どのような仕上がりになるのか楽しみです。
虹プロの味噌の仕込みは今月14日の予定…。
その味噌の食べ頃は1~3年後です。
出来上がりを待つ楽しみが増えるのもまた良いものですね。
今回、初めて米麹の仕込みを見学、体験させてもらって、
今まで少し距離を感じていた麹とまた一歩仲良くなれた感じがします。
今や専門家の手しごとも元を辿れば家庭の台所だったり、
お母ちゃんの手技だったことが沢山ありますね。
そういった家庭でできる発見や経験を、
これからも少しずつ増やしていきたいと思います。
/りえこ
タグ :米麹,味噌,発酵食品
2014年02月11日 Posted by いいやま虹の里プロジェクト at 05:31 │Comments(0) │「し」(命を支える食。郷土食。)
明けましておめでとうございます♪
新年明けましておめでとうございます♪
昨年は、グループ結成早々に第一弾として
映画の自主上映会という大きな催し物に取り組み
多くの皆さまにご協力並びにご観覧頂き、
誠にありがとうございました。
この場を借りて、今一度、虹プロ一同より
心から感謝申し上げます。
本年は、私たちが目標に掲げた「にじのかけはし」を
ゆっくりでもひとつひとつ着実に楽しみながら
身につけてしっかり伝えていけるように努力して参ります。
本年もいいやま虹の里プロジェクトを
よろしくお願い申し上げます。
さて、昨年10月に飯山で自主上映会を開いた
そのドキュメンタリー映画「天のしずく」が
いよいよテレビに登場するそうです。
NHK BSプレミアム
1月13日(月) 午後1:00~2:52
プレミアムシネマ 「天のしずく 辰巳芳子“いのちのスープ”」
http://www.nhk.or.jp/bs/sp/t_cinema/calendar.html
いいやま虹の里プロジェクトメンバーの
オススメの映画です。
映画を観に来られなかった飯山の皆さまも
ぜひ、この機会にご家族でご覧頂きたいです。
昨年は、グループ結成早々に第一弾として
映画の自主上映会という大きな催し物に取り組み
多くの皆さまにご協力並びにご観覧頂き、
誠にありがとうございました。
この場を借りて、今一度、虹プロ一同より
心から感謝申し上げます。
本年は、私たちが目標に掲げた「にじのかけはし」を
ゆっくりでもひとつひとつ着実に楽しみながら
身につけてしっかり伝えていけるように努力して参ります。
本年もいいやま虹の里プロジェクトを
よろしくお願い申し上げます。
さて、昨年10月に飯山で自主上映会を開いた
そのドキュメンタリー映画「天のしずく」が
いよいよテレビに登場するそうです。
NHK BSプレミアム
1月13日(月) 午後1:00~2:52
プレミアムシネマ 「天のしずく 辰巳芳子“いのちのスープ”」
http://www.nhk.or.jp/bs/sp/t_cinema/calendar.html
いいやま虹の里プロジェクトメンバーの
オススメの映画です。
映画を観に来られなかった飯山の皆さまも
ぜひ、この機会にご家族でご覧頂きたいです。
2014年01月08日 Posted by いいやま虹の里プロジェクト at 09:43 │Comments(0) │お知らせ
ドキュメンタリー映画「天のしずく」上映会 観客の皆さまの声
映画「天のしずく」の感想
・ 自国の物を自国で作る大切さを子どもが自分で作るという教育につながる。
素敵な映画でした。生きる、食べる大切さをスープに込めた辰巳さんの
気持ちが素敵でした。
・ 私はあんなに野菜を使ったスープなんてみたことないので飲んでみたいな。
(おいしそうだった。)
・ 映画がとてもきれいでした。スープの作り方が知りたいです。
・ “食することはいのちへの敬畏”という言葉が胸に響きました。
小さな子を持つ親として大事なことをこの映画で学ぶことができました。
・ 映画を見て、食に対する大切さ、人生、色々なことを考えさせられました。
子どもを育てる上で大切なことをこれからも学んでいきたいと思います。
・ 自分たちが出ててはずかしかったけれど、すこしうれしかったです。
スープをのんでみたい。
・ 私が作る物が子ども達の身体を作る。とても大事なことだと感じました。
子ども達、たった数年で随分成長したんだなと我が子の成長も見れました。
・ おいしそうなスープがたくさん出てきて真似してみたい。
・ 音が印象的でした。野菜をもぎとる音、辰巳さんのうなる音、
しずくがたれる音、台所の音…。
いろいろな音や声に気づいていきたいと思います。
・ 感動しました。3人の子育てに追われていますが、色々なことを
考えさせられる作品でした。東小学校の子ども達いいね!!
今夜はけんちん汁にしようと思います。
・ 病室でスープを飲み干すおばあちゃんの姿が印象的でした。
しっかりと大地に根を張って育つ植物からいのちをいただいているんだと
普段はただ通り過ぎていたことに気づかせてくれる素敵な映画でした。
ありがとうございました。
・ 毎日の料理をもっとてをかけて作りたいと思いました。
子どもに伝えていかなければいけない大切なもの…。
食べることの大切さを感じました。
・ 辰巳芳子さんの生き方が伝わってくる映画とともに、
食といのちを考えさせる映画であり感動しました。
・ 去年グランドシネマズでこの映画をみせていただき、
とても感動して泣き通しでした。
飯山でたくさんロケをしていただき、自然の素晴らしさ、
食の大切さを映画を通して描いて頂きありがとうございます。
・ 飯山でこのような上映会が実現するとは思っていませんでした。
本当にありがとうございました。
・ 辰巳先生が全てのもの、人、自分にも尊敬して生きていらっしゃることが
伝わり、その温かさや大きさ、大切さを感じました。
感動しました。ありがとうございました。
・ 辰巳先生の手が食材をとても丁寧にいつくしみ深く取り扱っていたのが
印象的でした。スープを作るという行為のひとつひとつに愛を感じました。
いのちのスープでした。
・ 映画に出られてうれしいです。
・ 辰巳芳子さんの考え方に惚れ、それを一本の映像に残そうとされた気持ちが
とても素晴らしいと思いました。
・ 東小の子ども達も大人になってもう一度見た時、
良い映画に出れて良かったと確実に思うことでしょう。
ありがとうございました。
・ 私たちはとても恵まれていたのですね。
すっかり時代に流され大切なことを忘れていました。
大地、自然としっかり向き合い感謝の気持ちを忘れずに
飯山で生きていきたいと思います。
・ 辰巳先生の料理や野菜に対する丁寧な姿勢に感動し、
自分もそうなりたいと思いました。
手間を惜しまないことの大切さを感じました。
・ あのスープをいただきながらお迎えがきて安らかに召されたいと思いました。
・ 食の大切さ。私もぜひスープを作ってみたいと思います。
・ よかったです。食に対する考え方を一応わかっていたつもりですが、
深いところを考えさせられました。
・ 食は命にこれだけの力を与えると伝わりました。
辰巳先生の愛の深さがとても大きく感動しました。
・ 素晴らしい映画を観れて本当に良かったです。
毎日おいしく食べられる事に感謝してこれからも頑張っていきたいと思います。
・ 毎日の食を大切にしていきたいとあらためて感じました。
家に帰って、家族においしいごはんを作ってあげたいです。
ありがとうございました。
・ 人間食べられなくなると命が短くなるのでスープでも栄養が取れるのだなと
思いました。食は大事だな。
・ 辰巳さんの食に関する考えや人生がよくわかりとても面白かったです。
映画を観ていたらおなかが空いてきました。ぜひスープ作りしてみたいです。
・ まさに天のしずくは命のスープでした。私にもできるでしょうか?挑戦してみます。
・ 料理のことも出てきたし、私も映画に少し出ていたので面白かったです。
・ 素晴らしい映画でした。今回2回目ですが1回目と変わらぬ感動がありました。
・ 食に対して深さが増しました。
今の時代に伝えないとならない昔からの知恵があると感じました。
レンコンが焦げやすいことや地獄炊きなど全く知りませんでした。
勉強してみたいと思います。
・ 「土」と「種」の大切さを改めて感じました。
・ 哀しみの中にいるあの人、この人にも「命のスープ」を手渡したくなりました。
まずは、三度三度の食事を作ってあげるのが負担になっていた老夫へ。
「サンタマリア」のポタージュや大きな卵焼き「心臓焼き」を作ってあげましょう。
・ 種が芽生え生長し花が咲き実が出来る。「命」が実感できる度々である。
自分の働きかけの度合いでその「命」は形を変えていく。
その働きの全部を体感するのが教育であってほしい。
また、農業の価値だと思う。「土によって生きる」である。
・ 子ども達のために食のことを大事にしたいと思いました。ありがとうございました。
来てよかったです。
・ 自然豊かな飯山に暮らしていることを改めて幸せに思いました。
益々家族のいのちのための料理に心を込めたいです。とっても良い映画でした。
・ 命のギリギリまで生きていて良かったと思える「食」がおつゆであるという事の
意味がしみ込んでくるような映画でした。
愛する人にそのように関わりたいと思いました。
・ 食について、また夫婦の愛、家族に自分ができることなど、
すごく考えることができました。
畑で採れた野菜で今夜はスープを作ろうと思います。
何でも買える今の時代だからこそお金では買えないもの、手を込めた料理で
子ども達への愛の形を伝えることができたらと思います。
時間がなくても忙しいは心に閉まってこれからもやっていきたいです。
・ 素晴らしい映画でした。食べ物を大切にと孫も気づいたでしょう。
・ 改めて、生きるということは食物をいただく事と確認した思いです。
生きる=口から食べる。
会場の子ども達の声も素敵な効果音でした。
・ スープを作る時は、ただ作ると違って材料までも愛情を注いで感動できる
スープになるのだと思います。どんなことにも言えるのかもしれない。
・ 3人の子どもの母親です。上の2人の子がアトピーになりそれがきっかけで
食の大切さを感じるようになりました。今日改めてこの映画を見て食の大切さ、
食に対する先生の思いなどを感じることができました。
私も食を大切にし、子、夫へと伝えていきたいです。
・ 初めて映画に出て嬉しかったです。
辰巳さんの料理がおいしそうでした。また「天のしずく」を観たいです。
・ なかなか良い映画だと思いました。
・ とても勉強になりました。これからもっと食に関して勉強していきたいです。
・ 辰巳先生の80歳まで生きてわかる事があるという言葉が心に残りました。
80まで生きるために土からの恵みを十分に生かした料理に心掛け、
元気でその年まで農業を頑張りたいと思います。
・ ヒトから人になるってどういうことだろうと思いました。
人が生きる上で食べる事の重要性を改めて感じました。
・ 日本の暮らしの中で大切な心がちりばめられている宝石のような映画でした。
各地の病院などでスープの運動に取り組まれていることを嬉しく思います。
・ スープの奥の深さを知りました。
・ ぼくはあのスープを飲んでみたい。
・ 素晴らしい映画でした。いのちと食についてあらためて考えさせられました。
そして、やっぱり飯山大好き。
・ 毎日食事をつくる身としてとても考えさせられました。
毎日スープ(味噌汁)を作っていますが、頑張っていこうと思います。
私も80才を越えると今と違った考えになるのかととても気になるところです。
・ 0歳児、5歳児の母親です。
子ども達はもちろんのこと、父母にもこれから命のスープを作り、
食の豊かさ、大切さを伝えていきたいと強く思いました。
これからの食と農について
・ 今の若い人は農業をあまりやらないので、土地が荒れてくるので心配です。
・ 飯山の食を大切にしていきたいと思いました。
虹の里プロジェクトの皆さまありがとうございました。
・ 土は物を生産してくれるもの。子ども達に伝えたいことです。
・ 時代の早いこと、手軽なことの危うさを感じています。
・ 原発事故以降、食と農は根本的に危機にあると思います。
豊かな食と農のためには原発ゼロが大事だと思う。
・ 食に配慮する人が増える反面、農家の娘さんやお嫁さんが
スーパーで野菜を購入したり、一丁18円の豆腐がすぐ売り切れたり、
田畑の荒廃が進む現状が切ないです。
・ 娘はうちのお米は美味しいと言っています。これを皆さんに伝えたいです。
・ 農村生活マイスターとして地域の学童の皆さんと大豆運動で
食の大切さを伝えております。私自身も農家民宿のばあちゃんとして
頑張ってます。
・ いいやま虹の里プロジェクトでは、食と農との関わりをどのように
これからの地域づくりに活かしていくお考えですか?
・ 食を次代に継ぐ方法、食が変わり家族の形態が変わるので語り部や
伝承の仕方を整理する必要があると思います。
・ 若い世代の方々がすばらしい上映会を開いて下さり嬉しく思います。
飯山の食と農は大丈夫だな、受け継がれてゆくなと思います。
私たち60代も頑張ります。一緒にやっていきましょう。
飯山のスープを作りましょう。
以上、上映会において観客の皆さまから寄せていただいたご感想、ご意見を
ご紹介させていただきました。
ご来場いただきました皆さまに改めて御礼を申し上げます。
ありがとうございました。
河邑監督と語る会では、上記のアンケートをもとに監督と地元で活躍
されている食、農関係のお二人をゲストに迎えて意見交換をしました。
(左から河邑監督、大豆100粒運動飯山代表 坪根登美子さん、
新規就農者代表 野口豪さん)
当日は、子育て中の方にも映画を観ていただきたいという趣旨のもと
会場内にキッズスペースや授乳コーナー、別室で託児サービスもご用意して
日頃映画をゆっくりと観る機会のない方にも喜んでいただきました。
飯山市長、河邑監督と共に上映会のスタッフで記念撮影。
2013年10月23日 Posted by いいやま虹の里プロジェクト at 22:26 │Comments(2) │映画「天のしずく」飯山上映会(10/6)
ありがとうございました。
ドキュメンタリー映画「天のしずく〜辰巳芳子いのちのスープ〜」上映会
&河邑監督と語る会が無事に開くことができ、
約200名という多くの方にご覧いただくことが叶いました。
ご来場いただいた皆さま、支えて下さった皆さま、
そして、世界中の映画祭への参加でお忙しい中お越しいただいた
河邑厚徳監督と私たちをここまで導いて下さった
辰巳芳子先生に心から感謝申し上げます。
また、上映会と語る会の様子はじっくりとスープを作るように
こちらのブログでもご報告させていただきます。
ドキュメンタリー映画「天のしずく」は虹の里の礎です。
いいやま虹の里プロジェクト一同
&河邑監督と語る会が無事に開くことができ、
約200名という多くの方にご覧いただくことが叶いました。
ご来場いただいた皆さま、支えて下さった皆さま、
そして、世界中の映画祭への参加でお忙しい中お越しいただいた
河邑厚徳監督と私たちをここまで導いて下さった
辰巳芳子先生に心から感謝申し上げます。
また、上映会と語る会の様子はじっくりとスープを作るように
こちらのブログでもご報告させていただきます。
ドキュメンタリー映画「天のしずく」は虹の里の礎です。
いいやま虹の里プロジェクト一同
2013年10月07日 Posted by いいやま虹の里プロジェクト at 09:12 │Comments(0) │映画「天のしずく」飯山上映会(10/6)
いよいよ本日10月6日開催!
会場 : ホテルほていや
13:00~ 第1回上映
15:30~ 河邑監督と語る会(チケットをお持ちの方参加可能)
17:00~ 第2回上映
駐車場が限られています。ご了承頂き、余裕を持ってお越しください。
多くの皆さまのご来場をお待ちしております。
当日券もございます。
〈シナリオ〉
日本の食に提言を続ける料理家・辰巳芳子。
彼女が病床の父のために工夫を凝らして作り続けたスープは、
やがて人々を癒す「いのちのスープ」と呼ばれるようになり
多くの人々が深い関心を寄せている。
いのちの始まりに母乳があり、
終わりに唇をしめらす末期の水がある。
人の命は絶えることのない水の流れに寄り添って健やかに流れる。
映画で描かれる、辰巳芳子のスープにも長い物語がある。
調理以前は、海・田畑など日本の風土が生み出す生産の現場。
調理後にはスープを口にする家庭
施設、病院など多様な人の絆が見えてくる。
脳梗塞で倒れ、嚥下障害により食べる楽しみを奪われた父。
その最後の日々を、母と娘が工夫した様々なスープが支えた。
それがいのちのスープの原点だった。
映画では、スープを作り出す食材を作り出す全国の生産者。
彼らは作物への誠実な志を持ち、辰巳さんに食材を提供する。
旬の作物を育てる繊細で美しい自然風土。
そしてそれぞれの素材が性質を生かし、
喜ぶように丁寧に調理する辰巳芳子。
幼児から老人まで、スープを口にする人々の姿。
それぞれが交響曲のように、いのちの響きを奏でていく。
ここで描かれるスープの物語は、辰巳芳子が唱える、
食を通して見えてくる「いのちと愛」への道筋を示してくれる。
<監督からのメッセージ 映画企画の意図と目標>
辰巳芳子さんは食を通して日本の自立を考え、
自分たちが食べるものは自国で賄う必要があると考えてきました。
地球規模の異常気象や人口問題などで、
食料輸入が困難になる時代が迫っています。
そのため、辰巳さんはモノを大量消費する西洋型の文明から転換し、
「この国が持つもの持たざるもの」を識別し、
分際をわきまえることを説いています。
辰巳さんは、南北に長く四季と多様な自然に恵まれた
日本列島の姿に希望を感じるといいます。
その象徴が日本のもつ農の営み(林業、漁業、畜産業を含め)へ
深い感謝を持ち続けることです。
農が食を与え、その食が人の命を養っているのです。
伝統や文化の象徴でもある日本食に、今世界の注目が集まっています。
しかし、その原点を私たちは忘れてはいないでしょうか。
食を軽んじることは、生命を軽んじることです。
辰巳さんは日本という国の底が抜けたと考えています。
世代を超えて、様々な地方や家庭の中で伝えられてきた食の知恵は、
日本人が日本人であるために未来へ伝えなければならない
大切な遺産です。この映画は、農と食を通して、
人の命の尊厳を改めて考え直す映像の記録です。
監督・脚本 河邑 厚徳
(「天のしずく」公式ホームページより抜粋)
ドキュメンタリー映画「天のしずく」公式ホームページ
http://tennoshizuku.com/
2013年10月06日 Posted by いいやま虹の里プロジェクト at 06:20 │Comments(0) │映画「天のしずく」飯山上映会(10/6)
皆さまのお越しをお待ちしております。
子育て中のお母さんやお父さんも、
孫育て中のおばあちゃん、おじいちゃんも
大切な方を介護、看病されている方も
家族のため、自分のために頑張っている方も
日々の生活を通して「生きること」を真剣に考えた時、
「本当に大切にしたいことって何でしょう?」
皆さんは何を思われるでしょうか?
心の奥底にポトンッ、ポトンッと静かにしずくが落ちるように
皆さんの心の中にもそれぞれにきっと何かが生まれるドキュメンタリー。
映画「天のしずく」はぜひ多くの方に観ていただきたい映画です。
自主上映会の企画から運営まで少人数で行ってきましたので
不行き届きな点があるかもしれませんが、
真心を込めて準備をして参りました。
多くの皆さまのご来場を心からお待ちしております。
命って、子どもって、家族って、友達って、地球って…本当に愛しい。
いいやま虹の里プロジェクト一同